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そこが知りたい生命保険

<安い保険がいい保険とは限らない>

たくさんの保険会社が本当にたくさんの種類の保険を販売しています。

あれこれパンフレットを取り寄せただけでお腹いっぱいになってしまって、途方に暮れて相談に来る人もいます。

保険に限らず金融商品というのは、メリットとデメリットを必ず併せ持っています。

Aさんにとってメリットの商品でも、Bさんにとってはデメリットであるということは多々あります。
パンフレットには載っていないメリットとデメリットを両方きちんと説明してくれる営業の人って案外少ないかもしれないですね。
メリットだけを聞いて加入して、何年か経過して保険の出口のところ(給付金を請求したり、解約したりする時)に初めてデメリットを認識する人はとても多いです。


乱暴な「保険の見直しプラン」を最近よく目にします。
哀しくなります。

月々200円保険料が安くなるからこちらの方がいいとか、60歳までに支払うトータル保険料がこちらの方が安いからこちらの方がいいとか、どれが一番「お得」なのかそればかりに目がいっている人が多いように思います。
とても危険だと思います(涙)。

<入口のルール・出口のルール>

保険の加入時は健康状態などの告知をしますね。
保険はそもそも健康な人しか加入できません。
病気の人も入れてしまったら契約が不公平になるからです。

過去2年以内に健康診断等で指摘を受けていないか、過去5年以内に入院や手術をしていないか、などを細かく答える儀式を告知といいます。


各保険会社によってその告知の審査がキビシイ、ゆるいという違いがあります。
たとえば高血圧の薬を飲んでいても、無条件で加入できるところもあれば加入できないところもあります。

この入口のルールを無視して保険に加入してしまうと出口で出られなくなるということが発生します。


たとえば入院して給付金を請求するときに、保険会社から調査(リサーチ)が入ることがあります。
健康保険の利用履歴をチェックしたり、病院のカルテを確認したり、つまり保険加入時の告知に間違いがなかったかどうかの調査です。

ここで告知内容に間違いがあったことがわかった場合は、契約そのものが無効になったりすることもあるわけです。

 

保険の実務に携わって20年以上経ち、お陰様でたくさんの経験をしてきました。
病気でカラダも心も弱っている状態の時に、このリサーチが入ると本当に嫌な思いをします。
だから保険の入口のルールと出口のルールは侮ってはいけないのです。

健康状態に不安がある人、ルールが分からない人は、ルールに精通している人にガイドについてもらうことがベストです。

<必要な保障を必要な分だけ>

保険で一番大事なことは「本当にそれが役に立つのか」です。

経済的リスクをカバーするために保険に加入するわけですから、預貯金がたくさんある人は加入する必要はないわけです。
リスクの大きいところから保険をかける「優先順位」をまず考える必要があります。
自分の人生の中の「経済的リスク」はどこにあるのか、必要な時に必要な分だけかければ良いわけです。
独身の人が大きな死亡保障をかけたり、貯金もしないで保険ばかりかけている「本末転倒タイプ」にだけはならないでください。お願いです。

<柔軟性のあるプランであることが最も大事>

人生は計画通りにはいかないし、どんどん変わっていくものです。

仕事が変わったり、結婚したり、子どもが生まれたり、離婚したり、病気したり、そのたびにあなた自身のお金は増えたり減ったり、流れが大きく変化します。
そんな時に必要に応じて保険も臨機応変に変更できるようにしておくことが一番大事だと思っています。
当初始めた保険の支払いが重荷になって足かせのようになってしまったり、いざという時にあまり役に立たなかったり、変更したいプランに変更できなかったり。
それでは意味がありません。
保険は長くつきあう金融商品ですから、柔軟性のある保険を選ぶことが実は一番お得、ということになります。



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